今日の戯言(釣行記)


8869 沖縄釣行記
今回の沖縄旅行のついでに(←この「ついでに」というのは重要)GTフィッシングを企画した!
というのは、勘の良いキン通ファンの方ならお察しだったと思いますが、
10月21日から23日の3日間を予約していた船長さんから、
いやー、船が故障しちゃって、修復に相当の日数がかかる…
と連絡が入ったのは、すでに沖縄入りしてからのことでした。
それから急きょ、自分でも船を探しましたが、何分情報量が少なく、
結局キャンセルされた船長さんが責任を感じてくれて、
21日と22日の2日間だけになってしまうけど… と、船を手配くださりました(感謝)

そんなドタバタがあり、前途多難と思われた釣行でしたが、
その予感の通り、初日、二日目(最終日)と、なーーんもなく、
あったといえば、ペンペンシイラチェイスが一回だけで終わろうとしていました。


↑ 慶良間海域

↑初日の船

↑二日目の船

特に二日目は、一応は沖に出てみますが、波が高すぎたら引き返します!
という条件付きの出港だったりと、天候的にもアウェー感を感じたりしていました。

しかも不慣れなキャスティング(腕が悪いとも言う)のため、ライントラブルも多発し、
2日目の後半は、船酔いによる、吐き気と寒気と、手足のしびれとの戦いでした。

でも不思議とキャスティングしてしまえば、いつバイトしてくるかと、
ワクワク感が勝り、気持ちの悪いのも忘れてしまえるほど、
気持ちの良いおさかな釣りでした。

↓:この爽快感はたまりません

そしてとうとう何にもないまま、二日目のタイムアップを向かえ、ルアーを回収していた時、
同船していたM君が、来たー!と叫びました。
が、そのバイトは乗らず、ヒットしませんでした。

ここで船長の、ラスト一丁投げてみなー! との掛け声で、もう一回! とフルキャスト

60mくらい先で20?のポッパーがドッパーンと水しぶきをあげ着水、
直後、ビッグウェーブの向こうにその姿が消えましたが、
その瞬間、波の向こうで水柱が上がりました。

次の瞬間、体全体を持っていかれそうなくらいの強烈な力が加わりました。

ウォーーーーー!来たーーーーーー!
と、普段おさかな釣りでは絶対に上げない大声をあげ、これまで何度も動画を見てきたとおり、
渾身のアアセを4回、5回と入れ、ファイトが始まりました。

ファイトが始まった!とかっこよく書きましたが、正直何にもできませんでした(>_<)

15?に設定していたソルティガのドラグは出っ放し、
早くととまれー!と念じていても一向に止まる気配もなく、
ここは浅いところだから、あんまりドラグが出るとまずいなー!と船長がつぶやいた直後に幸い走りは止まりました。
ここで一気に巻取りをかけ、出された以上は巻き取ったかなーと思ったもつかの間、
2度目の走りが始まり、持久戦に入りました。
ですが、次の巻取りに入ってすぐに、一気に抜けたのがわかりました(>_<)

そうです、そうです、結局ばらしてしまったわけです(^^ゞ

二日間、なんのバイトもなく、船酔いとも戦い、結局最後の最後のチャンスでかけたはいいけど、
GTを手にすることができませんでしたが、
悔しい!という感情は微塵もなく、ただただやった感に満たされていました。

もう帰りの電車の中も大興奮、その夜も眠れず朝を迎えてしまうほどエキサイトして、
ただただ本当に楽しいGT釣行を経験できた幸せ感でいっぱいです。

ということで、次こそはGTを手にすること! という明確な目標ができました。
そのために、また日々の生活を一生懸命過ごしたいと思います。

追伸
GTフィッシングは、数の少ない魚ではないので、それ自体難しいものではないと思いました。
ただ、炎天下のもと、1?以上もあるタックルを、船の上からフルキャスト!というハードルは、
ほかの釣りにない「難しさ」があると感じました。

もし、挑戦しみようかなぁ とお考えの方は、是非一度チャレンジしてみませんか?(^-^♪




↑釧路のランカーズさんで、GT用に!と、
自分なりに悩みぬいて、初めて買ったポッパーです。
ボロボロになったから、また買いに行こうっと!(^^ゞ