9252 キンゾースペシャル
キンゾースペシャルスプーンを量産・・・
と書きましたが、とりあえず手持ちのステンレス端材のある分だけつくることにしました。
最初に、所定の大きさに切り取ってマジックでけがきます。
切り取りは作業台に材料を固定してカッティングサンダーで切り取りました(今回は8枚)
っで次に3.5mmのキリで穴あけを行います。
ぼくのボール盤は非力なのでこんな小さな穴あけでも一苦労します(汗)
近所の某リユースショップで少し良いのが9,000円で売ってたのが気になるところです。
ちなみに切削油なんてしゃれたものはないので、2馬力船外機のエンジンオイルを使っていますよ^^;
そして次は最初の難関、形の削り出しです。
手持ちの両頭グラインダーはホントに非力でこの工程が一番苦労しました。
少し大きなグラインダーを本気で買おうか検討中です。
っで次にお化粧の(?)工程です。
ポンチの先端を丸く削った特製の(?)工具で材料の表面に模様を入れていきます。
とても根気のいる作業ですが、
1つ打っては1センチ、更に打ってはもう1センチ・・・
このルアーで釣れるであろうイトウを念じながらコツコツと進めます(^^♪
↑:ここ大事!
っでとりあえず6枚と、もう2枚はケガキ針を使ってウロコ模様を描きました(手抜き)
そして最大の大仕事、叩き曲げです!
スプーンの命とでも言いましょうかこの工程、
市販のスプーンなんかはプレスでドン!
っで終わりですが、ハンドメイドのスプーンはひたすら叩くしかありません。
今回はこの作業のために鉄床をハンドグラインダーで削り湾曲のくぼみを設けました。
そしてへこませるための打ち付け工具も先端を丸く加工しました。
いちおう削った面はスプーンに傷が写らないようにやすり、サンドペーパーを掛けました。
ここからは職人さんになった気分です。
決して恨みつらみを口ずさみながらの作業はしてませんからね(怪しい?)
っで、最後の作業は写真を撮り忘れましたが、万力に挟んで先端を叩いて軽く曲げを入れます。
↑ こんな感じ
そうそう、先端が少しテーパがかかってますが、これはグラインダーで形を整える際についでに行っています。
少しでも水切りが良くなるかなぁ・・・って感じの気休めです^^;
そして最後はやすりで丁寧にバリとりを行って完了です。
というかステンレスのバリはもの凄く手を切りやすいので特に注意が必要です。
ということで真似はしないでくださいね(笑)
とりあえず今回は8枚仕上げましたが、ゆくゆくはキンゾーブランドで販売し、
億万長者(表現古っ!)になる予定です。
なんかそれらしく見えるでしょ?
今後の釣果にこうご期待!
道具がないと何もできない加工ですが難易度的には鉛を鋳込むキンジグなんかより低いです。
何が一番何度が高いかというと・・・
それは騒音対策と掃除ですね(泣)
夏ならお外で作業できますが、冬は外でなんかぢゃできないので、
家族が不在の時にしかできないからね(弱)